2010年10月29日金曜日

小指姫

たくさんの童話が世界にはありますが…
僕の彼女も最近、童話入りしたんです。

そんな話を今日は書いてみようかと思います。



僕の彼女は今現在、アイルランドに住んでいる。

十月初旬に彼女の家を訪れた時の出来事なのだが、
ヨーロッパの十月は秋を通り越し冬が始まるので、とても寒い。

窓を閉め暖房をつけ、家の中にこもっていれば、さほど寒くはないのだが…彼女の部屋には…


開かずのドアならぬ…



閉まらずの窓。がある。


窓が閉まりきらず、10センチばかり開きっぱなしになっているので、その隙間から夕方になると冷気が入ってくる。
十月初旬、バルセロナやモナコ等、まだ暖かい真夏の場所で過ごしてきた僕にとってこの冷気は耐えられない。
屈強になってきたならば耐えられるだろう。と言う気持ちもなくはないが…

閉まらずの窓を閉めてみせる!
と言う方向に、旅を通して強くなったこの屈強パワーを使う事にした。


僕ら二人は力を合わせ、窓を閉めようと試みた。
閉まらずの窓は高さが結構ある窓なので、彼女は全体重を乗せ、ぶらさがるかのような体勢にならなければならない。それくらい閉まらない屈強な窓なのだ。(ヨーロッパの窓は縦開閉の窓です)


二人で声を合わせ
せ~の
の掛け声で閉まらずの窓を勢いよくしめた。


彼女が叫んだ。
ちょっと待って。と。
しかし、この勢いを殺してしまっては閉まるものも閉まらない。待てるものか。
もう一度僕は力を込めて窓を閉めた。


彼女は叫んだ。


私の小指を挟んでる。と。


彼女の小指は

真っ赤なドレスに身を包む、綺麗なお姫様のようになっていた。



僕の彼女は小指姫。








小指を痛めた彼女は、精神的にも疲れたのか、隣でスヤスヤと眠っておられる。
眠り姫に憧れる小指姫。
何とも可愛らしいじゃないか。
そっとしておこう。そしてこの文章をメモ帳に書いております。



追伸
痛みの治まった彼女は
憎むべき窓と僕。双方を睨みながら、一言こう言った。

『くるみ割り人形って話があるけどさ、私は今日からあの窓の事を…小指割りウィンドウ。って呼ぶ事にするよ。』






世界名作童話
小指姫
第一話・小指割りウィンドウ







第二話がない事を、ただただ僕は祈るばかりだ。


愛すべき小指姫へ。

2010年10月28日木曜日

終着地点・アイルランド

※今現在は日本に住んでおりますが。
ヨーロッパ冒険についてのブログが止まってしまっている状態なので…ヨーロッパ冒険の終着地点であったアイルランドの事を載せて、一度ヨーロッパ冒険については締めさせて頂こうと思います。それでは…

以下の文章はまだヨーロッパに住んでる頃に書いた文章です。時間をさかのぼりお楽しみ下さい。




僕の冒険は終わりを迎えました。

出発地点であったアイルランドはダブリンに、今朝方戻ってまいりました。

一ヶ月弱の冒険…屈強な男になって戻ってきたのです。

一ヶ月前、ロンドンを出て最初に向った冒険先がダブリン。ロンドン以外の国を見るのは初めてだったので、最初にダブリンに着いた時はワクワクドキドキ。屈強な男ではなかった僕は目をギラギラさせながらダブリンを観光したもんだ。

しかし今…

一ヶ月の冒険を終え、ドラクエで言う所のレベル65くらい。屈強な男になった僕にとってダブリンと言う土地は…
レベル1で過ごした土地に感じられるのだ。スライムしか出てこないかのような…


そんな屈強な男になった気持ちで、ダブリンの市内をもう一度観光せしめてやろうと僕は思ったんだ。


そんな事を思いつつ目覚めた朝…


何やら外が騒がしい
家の外で警報機が鳴り響いている。
誰かが車を揺らして、車の警報ブザーがなっているようだ。

ううむ。騒がしい街だ。レベル1の村のくせしやがって。

そんな事には動じず、街中に繰り出した俺。

街中を闊歩していると、何やらコゲ臭い。

前方のゴミ箱から火が出ているではないか。灰皿からではなく、大きなゴミ箱から焚き火のように火が燃え盛っている。。。

ううむ。動じない。俺は動じないぞ。

早足でその場を通り過ぎ、20メートル進むと…

またもや違うゴミ箱から火が出ているではないか。何て街なんだ…まるで北斗の拳の世紀末都市。

お店からおばちゃんがバケツを持って出てきて、それを慌てずに消化。
『いつもの事なのよね~』と言わんばかりの手際の良さと笑顔。

おい。俺は屈強な男になったはずだぞ?
一ヵ月半で強くなったんだぞ?俺。

なのに少しばかり動じてしまっているこの俺…ううむ。

頭を冷やそうとコーヒーを買い、ベンチでブレイクタイム。
さっきの出来事は何だったのだろう?と考えようかと思った矢先…


ズッゴン!!


近くでバズーカ砲をぶっ放したかのような爆音。衝撃波が体を駆け巡り、一秒間身動きとれず。
周りに居た人々も同時に固まった。

いったいこの街では何が起きているのか…。

冒険をしてきて…こんな爆音を聞いた事はなかったぞ?ましてやゴミ箱から火なんて。

早く立ち去りたい気持ちでその場を離れようとしたら…

目の前のベンチには、ダブリン生まれの松子デラックスのような女の子三人組が笑顔で会話をしている。

何事にも動じていないダブリンの村人。

ダブリンと言う土地で、真の屈強なる人々を見た気がしました。

俺はまだまだ冒険が、修行が足りないみたいだ。。。


冒険の終着地点だと思っていたダブリンではあったが
今日からまた、新たな冒険が始まる予感を感じています。



追伸
そして今、僕は日本に居ます。
ロンドンを経てヨーロッパを旅し、生まれ育った仙台と言う土地からこうしてブログを更新しております。

新しい僕の人生が始まりました。


これからもまだまだ僕の人生は波乱万丈に包まれた素敵な人生になっていくのだと思います。なので、

たま~に心のモヤモヤや出来事を書いていきたいと思います。


そんな感じで。またね。

2010年10月19日火曜日

ちょちょちょ急だぜ。

ブログの更新出来ずにいます。申し訳ない。


バルセロナ編の続きを書きたい気持ちは山々なのですが
今現在、日本に帰国する為にバタバタしており
川々と時間が流れているのです。

急遽、10月21日、水曜日の朝の六時にロンドンを出る事になり
ブログを更新している時間が正直ありません。

日本に帰国し、落ち着いてまた更新再開したいと思っちょります。

それでは。たまに覗いて見て下さい。
気長にきままに再開してるはずです。


※再開であって最終回じゃありません。一週間後くらいには再開します。

そしてロンドンでお別れ出来なかったアナタ。


きっと再会します。




追伸
この場を借りてで申し訳ありませんが、ロンドンでの生活でお世話になった皆様。本当に本当にありがとうございました。

まだまだ会い足りない人、会いたいのに会えずに終わってしまった人、これから会おうとしていた人。


お別れなんて思ってもないし

必ずまた何処かで会うからね。

きっと会います。

だからさよならも何も言いません。





笑顔で必ず再開しようぜ。





次回
バルセロナ編?
旅を終えての最終章編?
日本編?

何が飛び出すやら自分でもわかっちゃおりません。



まったく、時間ってやつは一向に止まる気配がねぇもんだな~。


ぶっ飛ばしてくぜ。



※サルマタケからのお願い※
このブログ上に載せたyoutube。僕と出会った全ての方に送ります。

僕からアナタへの言葉です。
是非聞いて下さい。

君に届け

2010年10月15日金曜日

笑顔の祭典・サグラダファミリア

サグラダファミリア



桜田一家



一度本気でこの冗談をやってみたかったんです。ごめんなさい。


冗談はさておき…
ガウディに敬意を表し誠意を込めて文章を書きたいと思います。

それでは、いきます。






おい。おっちゃんども。
何て物をこの世に残してくれやがってんだ。

いや~恐れ入りました。

いや~マジでさ。。。

サグラダファミリア見た瞬間…



心から笑っちゃいました。



建造物を見て、思わずアハハって笑っちゃう建造物に出会ったの初めてです。


あぁ…言葉が出てこない。


いや、あのですね。
長文になってしまいますが、僕もこの建造物に愛を込めて、僕が想う気持ちを心を込めて書きたいと思います。



故・ガウディへ。


僕は一ヶ月かけてヨーロッパを旅してきたしがない日本人です。

ロンドンを出て、フランスから順にベルギー・オランダ・ドイツ・オーストリア・ハンガリー・イタリア・モナコと旅してきました。

たくさんの観光名所を周ってきたのですが…

最初のうちは皆様が作り上げた大聖堂や教会やお城に、ほほぉと声をあげていました。しかし次第に声が出なくなり…

またこんな感じの作りか…と言う気持ちを抱きながら同じような作りの建造物を眺めてきたんです。

作り上げた皆様に申し訳ない気持ちもありますが、どれもかしこも同じような建物+石造や銅像で…

写真を撮るのもどうしたものか、手が動かず、足が動き次の場所へ向う自分がいました。

しかし…

アナタの建造物を見て、身も心も足も手も全てが時を止め、その場に佇んでしまいました。




どうしてアナタはそんなにおちゃめなのでしょうか?






ここからはガウディにではなく皆様に対してわかりやすく書かせて頂きます。

僕はヨーロッパ各国を冒険してきたのですが、

普通は…こんな感じの石造が教会やら城にあるもんなんです。






しかし、

正直、宗教的な事に関心のない僕はそんな石造を眺める事に飽き飽きしてしまってました。

ガウディさんの構成したサクラダファミリアの石造や、聖堂に組み込まれてる像は…




わかりますか?


おちゃめ。

長い冒険の間、同じような像を見せられてきた僕は、こんな作りの像を見せられ、思わず笑っちゃったと言うわけです。


大聖堂の作りにに至っては…

塔の天辺の部分をガウディさんはこんな感じに仕上げています。





おちゃめ極まりない人だと思いませんか?

全体像の完成が楽しみです。


僕個人の意見としてなのですが…

ガウディが思い描く世界と、ウォルトディズニーが思い描く世界は同じなんじゃないかな。ってサクラダファミリアを見た瞬間思いました。

双方とも極めてまれなくらい、おちゃめです。

宗教とか観念とかそういうのを飛び越しておちゃめにしちゃう人。


ずるいよな~。


もっとずるいのはさ…

この御二方…死んじゃってるのに…まだまだ活躍しちゃってるって事。。。

ディズニーが活躍してるのはごもっともですが、
サクラダファミリアは完成するまでに、後200年はかかるそうなのです…

ずるいよな~。


死んでもなお、おちゃめって。


こんなにおちゃめな事をずっと続けられちゃったら…

これからおちゃめな大人に、おじいちゃんになろうと思っている僕は…

どうしたらいいのだよ~。勝てっこないじゃないのさ。



故・ガウディさんへ。に戻しますが…

こんなに宗教観念を切り崩して、
自分の思うがままに行動し、それを世間に認めさせ、尚且つそれを200年先まで作らせてしまうアナタのおちゃめさとかっこよさに心から敬意を表します。

2010年10月1日・ひょむらサルマタケ



俺も絶対に未来の子供達を笑わせてしまうような何かを手に入れて見せようと心に誓いました。


いや~それにしてもずるい。おっさんずるすぎる。

ガウディさんの事とかウォルトさんの事とか全然知らないけど、居酒屋で一緒にお酒飲んだら、糞楽しいだろうな。って心から思います。


世界を変えちゃう人って言うのはこういう人達の事を言うんだと思う。

この二人が残した建造物や想いを、ただ観光名所や楽しむ場所として感じるのではなく、“世界を変えうる建造物や想い”として見てもらいたいと僕は思います。


何故かと言うと…少し話は変わりますが、
同じような想いで活躍した人に、僕はチャップリンをあげたいと思います。

この時点で話についてこれます?チャップリンがなぜにこの二人と同じ想いなのかって言う事に…


平和って言う点に対して、世界をおちゃめにそのまま変えちゃう力、変えちゃいたいって思っていた人として、僕はチャップリンをあげたいと思うんです。

上記の二人が、大聖堂やテーマパークやアニメを作った人として捉えられ、また、チャップリンは喜劇役者としての扱いで世間に捉えられています。

けれど、このお三方が共通して心の中で唱えていた事は



平和



未来ある地球



これだと僕は思うんです。


しかし…

平和にすると言う事は本当に大変な事なんだ。

このお三方ですら、上記の扱いで終わってしまうくらいに………(おおまかに言ったらですよ?おおまかに)

それくらい、この地球に住む、百億人の人達の意識をおちゃめにかえちゃうのは大変な事なんだ。


だから僕がやる!なんてな事言いません。無理ですから。


平和って言うのは、


みんなで作り上げていかなくちゃいけないんです。


一人の力じゃ絶対に無理なんです。



こうして僕がガウディから気付かせてもらった思いや気持ちがあるように

一人一人が地球の事、これからの未来の事を考え、

少しずつでも良い未来に、良い地球にしていく事を考えてくれたら…


最後には



平和が待っているんです。




今現在、平和だ!と僕自身思っている部分もありますが、

ディズニーランドがなくなったり、サクラダファミリアがなくなったり、チャップリン等の映像がみれなくなってしまう世の中になってから…



気付いても遅いんです。



残しておくべき想いを残し、残しておくべき物を残していける人間で僕はありたい。


残しておく為には…


平和な世界を作らなければいけないんです。


最後にまとめさせてもらいますが…


サクラダファミリアが建設完成するまでに後200年。



僕が感じるには
これは200年間
平和でありますように。

って言う想いが込められているんじゃないかな。
って僕は思うんだけど…



皆様はどう思います??




ヨーロッパ冒険。最後の都市にバルセロナを選んだ。いや、選ばれた流れに対して、

いるのかどうかわからないけど、冒険の神様に感謝します。





ま、そんな感じで。




おちゃめな大人に僕もなりたいな。って思います。





次回
文章だけでもあれなんで、大雑把にバルセロナの街や建造物載せたいと思います。

2010年10月14日木曜日

スペイン・バルセロナ②

長い事旅をしていると、
調子の悪い国、調子の良い国って言うのがあるわけで、

それによって、国ごとのブログを書くのにもかなりの影響が出てきます。

ここバルセロナでは…

この土地が楽しすぎて、文章もスラスラと次から次に浮かんできます。

この土地に住みたい。依然としてその気持ちは変わっていません。スペイン語とか全然わからないけど、何とかなる気がすんだよな。


バルセロナ。気が合います。


東京や大阪、ロンドン、はたまたアムステルダムに一週間住んだりしたけど…

一日でその土地になじみ、怖いものなしになる事なんて一度もなかった。


けれど…

ここバルセロナでは、一日にして現地人と化すくらい心と体に土地が染み入ってます。

今現在、夜中の二時に公園のベンチに座りこのブログを書いていますが、
一向に怖い気持ちがしません。現地人オーラを出してる部分もありますが。


一日でローマはならずと言いますが、一日で現地人になると言う事も不可能に近い事だと僕は思うので、

一日でバルセロナ、カタルーニャ人になった事は凄い事なのではないでしょうか。。。

この土地がマジで合うんだなぁ…



この土地に住む人の人柄、陽気さを一言で表すならば…





『おじいちゃんが口笛を吹きながら歩いている』




これで充分じゃないですか。


おじいちゃんが陽気に過ごせている土地に悪い場所なんてありません。

最高に楽しい一日目を過ごせています。

明日は何が巻き起こるか…陽気に冒険してみようと思います。

きっとドラクエの勇者も陽気に冒険をした日がきっとあったはず。


陽気に行こうぜ。ベイベー。


次回
誠意を込めてガウディに手紙を書きたいと思います

スペイン・バルセロナ①

ON・VIDEO

と言う名前でスケートVIDEOを出している会社がある。

その会社が出している、あるVIDEOを18歳の頃に見た。

それはバルセロナを特集したVIDEOだった。


衝撃を受けた。

何て楽しそうなんだと。



スケートについて書かせてもらいますが…

スケートのメッカであるサンフランシスコやNYは、スケードガードが多くなり、新たな地を求めたスケーターはある場所に移動した。

その場所がバルセロナ

バルセロナは冬でも暖かい。そしてスケートスポットが溢れている。と言うのもガウディ建築を筆頭に風変わりな建築が街中に多数点在しているから。

スケーターにとって…それは天国なのである。

18歳の頃、そのVIDEOを見た僕は、現在のスケート天国はバルセロナであり、最高な国なんだ。と当時、漠然と想い描いた記憶がある。

その気持ちが働いているからなのかどうかはわからないけれど、26歳になった今も、バルセロナと言う都市に対して心踊らされ、いつか行きたいと思う気持ちは変わらなかった。



そして今…



バルセロナに居ます。へへんだ。



感慨深いです。




僕が思い描いた通り、バルセロナは最高な場所でした。

バルセロナと言う街は、スペインの都市なのだが、色々な情報を聞いていると…バルセロナに住む人々はスペイン人ではなく、カタルーニャ人の街であり、スペインから独立したがっている都市なんだと言う事。

この街にはマドリッドとは違い、闘牛もなければフラメンコもない。イタリアやフランスが近いので、国境も人種もなく色んな人が住んでいて、だからなのかどうかはわからないけれど、人が良い。

ユーロラインズフリーパスも国と国の間を行き来するのみなのに、マドリッドからバルセロナはタダで来れました。
※バルセロナからマドリッドは行けない!(バルセロナが独立申請をしているからではと言う情報がある)




バルセロナは…



①人が素敵・笑顔に溢れている

たくさんの国を旅してきて、
英語で道を尋ねると、大概の国では、英語喋れないから…とか、手を振って聞き耳もたずが多かったのだが…

バルセロナの人達は
笑顔で挨拶した後に、英語が喋れなくても、頑張って喋れない英語を駆使して道を教えてくれる、または、現地語を喋りながら手取り足取りで教えてくれる。(車から降りてきて教えてくれたり、駅まで連れて行ってくれたりしました)


なんて良い人達なんだ!!


色んな国を旅してきたからこそ実感する、この人の良さが溢れているバルセロナ。僕は心から惚れました。


②街並み・建造物がおちゃめ

③スケートスポットが溢れている

④十月だってのに真夏

⑤インサイドでタバコが吸える

⑥物価が安い(水が20セントって!!やばい)

⑦女の子が可愛い


こんな街なんだぜ?
これでも良くないなんて文句足れるやつは直接コメントしてもらいたいと思うぜ。マジで最高な街です。


バルセロナに足を踏み入れ、自分の目で足でこの街を体感して…
思い描いていた通りの気持ちよさを感じれて至福極まりありません。


ヨーロッパを旅してきた結果


この都市に住んでみたいな。と思ってます。



次回
まだまだ言葉で言い足りないバルセロナ。続き載せます。

プロフェッショナル

冒険冒険とずっと吠えてきましたが…

たまには冒険以外の事も書いちゃいましょう。



だって…


プロフェッショナル・仕事の流儀が再開ですよ!!

日本に住んでる皆様。見逃すわけにはいきませんよ。

10月16日。再開です。

前夜には九年ぶりとなる松本人志のコントがNHKで放送されます。何てこった。




日本に帰ったら、家にテレビを置くつもりはありませんが、この番組だけは見たくなっちゃうんだよな。

日本を離れて一年半、日本の出来事がストップしてます。どんな事件があったのか。どんなテレビ番組があるのか。どんな人が活躍しているのか。どんなCMが流れているのか。



日本に帰るのが色んな意味で怖い。楽しみ半分、怖さ半分。

どうなってんだろな~日本。

2010年10月13日水曜日

スペインのマドリッド

マドリッドって国はよ


お金を使って…
土曜の夜にフラメンコを見て食事をし
日曜の昼に闘牛を見て…食事をし

って言う事をするのがマドリッド遊びの醍醐味みたいです。

そんな事に興味のない僕にとっては…

あまり魅力の感じられない土地でした。



ま、一応パエリア食べました。イマイチでしたけど。

(旅中、一番楽しみにしていた食べ物です。しかし、バルセロナで糞美味いパエリアを食べたので、バルサ編で詳しく書きたいと思います)


唯一マドリッドで驚愕を受けた事は…

このお店!!






Museo del jamon
日本語で「豚の博物館」と言う名のお店。

色んな種類の生ハムを立ち食いしながらビールを飲めるお店です。

このお店で売っていた1ユーロのパン。
フランスパンに生ハムを挟んでるだけのパン。



今まで食べてきたパンの中でピカイチ美味しかった。

旅中…たくさんのフランスパンやサンドウィッチを食べてきましたが、この生ハムパンには勝てません。

バスの中で食べる分も含めて四つも買っちゃいました。

生ハムの美味しさを知った気がします。是非マドリッドにお越しの際はお立ち寄り下さい。


で、街並みやら観光名所はこんな感じ。







駅構内に植物庭園があるのはビックリしたけど





追伸
正直、面白みにかける街で…なんも思う事がなかったです。歳をとって行ったら面白いのかな~。
なんかな。


バルセロナはきっと違うはず。
18歳から夢に夢見てきた土地、バルセロナ。
期待を裏切らないでおくれよ。



次回
期待の星・バルセロナ編です。

第十壱国目・スペイン

スペインはマドリッド

スケート片手に街中を観光したら…

二時間で全て周れる。




マドリッド市内の事、観光名所を書く前に、
先に書いておきたい事がある。



僕が旅中に持ち歩いているアイポッド。
これは友達から貰ったものなのだが、一番初期のアイポットであり、
いくら充電したとしても…一曲目を聞かずして電源が切れる。

まさしく壊れているアイポッドなのだ。


旅中、一度も音楽を聞けていません。


しかし、暇さえあればアイポッドを充電し、一縷の望みをかけて再生ボタンを押す事を国々で繰り返してきた。

ここマドリッドで…
オレンジ色の街灯が灯る街角で…
缶ビールを飲みながら願いを込めて“曲をシャッフル”を押してみた。


すると…

音楽が流れてきた…



忌野清朗のフリーターソング





マドリッドで、スペインで、ヨーロッパで、いや、日本以外の世界で…

この曲を聞いているのは僕だけだろう。

オレンジ色の街灯に照らされながら、しんみりと聞いた。

清志朗の声がマドリッドの空気に乗り、僕の心の中に溢れ出した。


涙が出そうになった。


フリーターと言う響き…

海外で聞いているからなのか、フリーターの意味が日本で捉える意味とは違い、本当のフリーター。自由人として聞こえた。


夢見る事が多すぎる。

死んだら夢も見れません。



清志朗の分も生き続けようと心に誓った。

アイポッドから流れる音が、いつもよりも鮮明に、ライブのように、そう、生音のように僕の耳に心に突き刺さった。
清志朗が…天国から僕の耳に音楽を流してくれたのですね?
そう思えた一時でした。


あなたのおかげで最高なマドリッドの夜になりました。

あなたの声に揺られて僕は、夢にみた土地、バルセロナに今宵向います。



一生夢見続けてやんぜ。




次回
マドリッドの街並み、食べ物!!載せたいと思います。

2010年10月12日火曜日

第銃国目・モナコ

モナコは世界で二番目に小さい国です。

モナコの市内をFIが走る、モナコグランプリが有名ですね。

そうです。

あの綺麗な海。地中海の街です。

ニースと言う南フランスから、バスに揺られて40分でモナコに着きます。(ニースもかなり綺麗な街です)


九月末だというのに…


モナコは真夏です。


僕は海辺で日焼けをしたり、本を読んだりして過ごしました。ブルジョアです。




どうだい?
海綺麗だろ?これが地中海だぜ。

ポニョも居そうだろ?





ブルジョアだろ?




お金があればブルジョアれんぜ。お金があればな。へへ。



お金のない僕は…
こんなブルジョアな場所に四日も滞在しているのに…


二日・野宿


一日・マクドの店員の家に泊めてもらう(仲良くなって泊めてくれました)

一日・安宿に宿泊(安宿と言っても…夜行バス生活の僕にとってはブルジョア!!)


ブタペストを出てからシャワー浴びてねぇし…昨日は野宿で体がやられてるし…宿に宿泊した一日は…

涙が出るくらい嬉しい日でした。


ベットに寝転がれる。仰向けに寝れる。うつぶせに寝れる。

これがいかに幸せな事か。ブルジョアです。

朝にシャワーを浴びれるって…

贅沢すぎるぜ。ブルジョアです。(この宿は二人で泊まって、一人19ユーロです)

一般の方は、夕飯に80ユーロ使ったりします。ホテル代は500ユーロくらいですかね??

いかに僕達が安宿に泊まってるか参考にして下さい。
贅沢な野郎共が過ごしてる街だぜ。モナコ。


ま、安宿だろうが何だろうが…俺にとっちゃっ天国だぜ!!

寝床があるって本当に幸せだな…
洗濯出来るって幸せだな…



日本昔話の“人間っていいな”と言うエンディングテーマ。野宿してる時にふと口ずさんだりしました。

宿に泊まった日は、幸せを噛み締めながらこの歌を歌いました。





追伸
今現在の、冒険の宿泊については…

2回・宿
9回・友達の家
12回・夜行バスと野宿

こんな生活です。

宿に泊まったの二日だけですよ!!
頑張ってます。(バックパッカーのヒロ君は…2泊30日を目指してるみたいです。屈強だね。)
ちなみにヒロ君はアフリカで購入した雑貨を売り歩いて、そのお金でヨーロッパを周ってます。





そんな感じっす。。。


次回
ナンダカンダありましたが…
スペインはマドリッドに向います!!ニースから夜行バスで18時間。
情熱の国・スペイン編です。

2010年10月11日月曜日

ニースVSイタリア

皆様は覚えていますか??


僕がイタリアを観光する為に…

ニースと言う街を基点にし、ミラン・ローマ・フィレンツェを観光しようと思っていた事を………


しか~し!!


ニースのバスターミナル…


小さすぎる!!!!!

バスが全然出てねぇ!!

出てたとしても…満席!!



ニースと言うブルジョア的な物価の都市に…
四日も缶詰になっちまっただよ~!!


お~い。


四日缶詰にさせられると言う事は…したがって…

ローマとミランに行く日数と資金が足りなくなりました。

はぁ…なんてこっただよ。


そういう流れもあるものですね。


なので、ミランとローマは諦めました!!諦めて…

予定変更でスペインはマドリッドに足を伸ばす事にしました。

最終目的地はマドリッドとバルセロナに決定。

情熱の国…スペインが俺を呼んでんだな!!


ってなわけでマドリッドに向います。


次回
マドリッド編の前に…
ニースとモナコについて書きたいと思います。
地中海で自由を叫ぶ編です。

2010年10月10日日曜日

夜殺生バスでの愚行

僕は寝相が悪い。

仲の良い友達は周知の事だが、マジで寝相が悪いのだ。

寝相の悪さはヨーロッパ冒険中も、夜行バスの中で訪れた。



隣の人に寄りかかる。

まだ良い。



隣の人にパンチをする。



ま、まま、パンチをする事はいけない事だけれど、これもまだ良い。
謝れば済む問題だ。


この場合はどうすれば良いのだろう…

通路側に寝ている時に、爆睡している僕は何を想ったのか…
肘置きバーに両手を置き…

通路にツバを吐いた。豪快に。

吐いた瞬間に目が覚めた。

何を考えているんだ。寝ている俺。

通路ではなく、隣の人にツバを吐いてしまったとしたら…

謝って済む問題では当然ない。



夜行バスが…

夜殺生バスに変わってしまう一つの例だ。




追伸
バスで眠る生活も残す所、後三回。

無事に終える事を願ってやまない。そんな今日この頃だ。

それでは…今から夜行バスに乗り込み、南フランスはニースに向います。

ばっちこーい。

2010年10月8日金曜日

第球国目・イタリア

イタリアはフィレンツェです。

噂に違わぬ綺麗な街です。

しかし、僕自身は、
もっともっと綺麗で古風な街なのかと思っていたので、少しだけ残念な部分もありましたが…

ま、それにしても良い街です。

冷静と情熱の間で…
と言うよりも
半径一キロの間で…
と言った感じでしょうか。

皆様が想像しているようなフィレンツェらしい場所は1時間もあれば歩き終わるくらいの距離です。これは長期旅行者にとって素敵に楽しい街の大きさなのではないかと思う。

特に僕のように朝から晩だけと言う、日帰りで次の国に向かう場合…
見る場所や物に追われてセカセカと観光するのではなく、三時間もあればのんびり見終わるくらいの街の大きさ。が丁度良いのです。(地球の歩き方の地図マップを開いて…もの凄い広い街に出くわすとそれだけでちょっと萎えたりしました笑)


なので、その点ではフィレンツェは最高にピッタリな街でした。
フィレンツェは観光名所がどうこうと言うわけではなく、街そのものが世界遺産に匹敵するような街なので、適当に小さな路地に迷いこんでみたりする事がとても楽しく刺激がある。















イタリアは街並みの他に…

ピッザ!!
パスタ!!

これがどうしても食べたいと思っていたので、この日ばかりは節約解禁で食べました。

カルボナーラ好きの僕としては、本場のカルボナーラを一度食してみたかったのです。(本場のはスープ状ではなく、タマゴを混ぜているだけのシンプルな感じ)





バカ美味しい。

ピッザもバカ美味い。




言う事なしです。


フィレンツェ
言う事なし。(面白みにかけると言う点も込めて…言う事なし。)



次回
南フランスのニースと…
世界で二番目に小さい国・モナコ
に向かいます!!