2010年8月12日木曜日

世界一のケーキ

あまり甘いものが好きではない僕ですが、一つだけ大好きなロールケーキがあります。


その名も…



デンプシーロール。




はい。漫画について、少年マガジンについての日記です。

以下、僕の週刊誌の読み方について語るので、ケーキを好きな方、漫画に興味がない方はご遠慮下さい。


僕の週刊誌の読み方を今回は少年マガジンを活用して説明したいと思う。


①まず最初に、週刊誌の一番後ろのページ(作者の後書き、ツイッターの様なぼやきを読む。)

これを最初に読む事によって、作者が現在どんな状態なのか、今回書いた号についての後書きを知る事が出来るので、それを見た後に本編を読むと作者の気持ちを感じつつ世界に入り込むことが出来ます。(映画のパンフレットのような役割ですね。)


いまいち解らないと言う方の為に、一つの例を上げてみよう。


一ヶ月前の少年マガジン。はじめの一歩の作者・森川ジョージさんは、一番後ろのページにこう書いていた。

『一歩より、僕が疲れる、デンプシー』

松尾芭蕉も顔負けの俳句である。 作者の情緒、漫画に賭ける想いが伝わるではないか。



②この言葉を頭に入れた上で本編のはじめの一歩を読むのである。読み進めるうちにこんな見開きが出てきた。

















うむ。これは大変だ。



どうですか?作者の気持ちを理解した上で読むと、また違う気持ちで本編を読める気がしませんか?


それにしても…上記の写真の見開き。。。僕はいくつもの見開きページの使い方を見て来たが、この見開きには鳥肌が立ちました。アナタはこの見開きを超える見開きを最近見ましたか?

見た方が居ればご一報を。

是非とも週刊誌を手にとって漫画に触れて頂きたい。
こんな見開きがあるからこそ週刊誌を読むのはやめられない。単行本にはないこの大きさ、作者の気持ちを感じつつ読むこのREALさ。


森川ジョージさん。アナタの一度だって手を抜かない、はじめの一歩に賭ける想いに共感し、こうしてブログにもう一度書くに至っています。(MIXIに一度書いた笑)



そして、この日記を読んでいるあなたよ。あなたも、はじめの一歩を読み、人生のはじめの一歩を踏んで見てはどうでしょうか?
はじめの一歩を踏んでいる僕は、来週のウェイターの仕事、ロールケーキをデンプシーロールをしながら運びます。


任せとけ。


追伸
他に気になった作者の一言。

あひるの空の日向武の一言

『ブルーハーツがいたあの頃よりも、ブルーハーツの曲が合う世の中になったと最近よく思う』


ううむ。

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