2011年6月20日月曜日

キックフリップ

僕がこんな事を言ってよいのかわかりませんが、想いがあるので丈を話させてもらいます。

仙台のスケート事情に深く深く関わる大先輩のお店、barが昨日closeする事になり、そのお店に行ったのですが…

着くなり、お店の外でキックフリップにトライしてるnealy40の人が居たけり。

その人の名前はマタイ。goodealのフィルマーMATさんと言えばわかる人もいるかと思います。

彼はキックフリップが出来る人ではありません。
しかし、色々な熱が入り、キックフリップをメイクするまで終われま10。的な雰囲気が漂い始め、彼はトライしていました。

キックフリップはスケート少年の夢の技。僕は10年スケートしてますが大の苦手。出来ません。
しかし、スケートをしてない友人や、酔っぱらいに会う度に、「板をクルッと回すやつ出来る?それやって」と言われます。

板をクルッと回すやつ=スケート出来るやつ
ってなイメージがやはりあるのでしょう。
それくらいイメージが強い技ですが、中々出来るものではありません。
その一言を言われて苦労したスケーターも多いはず。

そんは技に、nealy40の彼はトライしていたんです。

が、上記の通り難しいワザなので彼は苦戦をし、中々決める事が出来ません。

冷やかしながらも彼のキックフリップがメイクされるのを応援し続け…3時間半。

彼はメイクしました。

簡単に終わらせましたが、3時間半ですよ?

僕は1時間スケートに乗り続けたら満足です。1時間スケートしたら休憩します。しかし、彼は休まず3時間半、キックフリップのみをやり続けたんです。

そこにはドラマが生まれました。(サライや、それが大事や、zardの負けないで等がタイミング事に合唱されたりね)

最終的に何が言いたいのかわからない状態ですが…

キックフリップ、スケート、やっぱり凄いなって事。
そして、スケーターはやっぱりかっこいいって事。

はたからみたら、「板をクルッと回すやつやって。」くらいな事なのかもしれないが、そこには血と汗とビールと仲間と笑顔と人生が濃く入ってるって事をわかってほしいぜ。

何かに夢中になれる事は素敵な事。

そんな場を提供してくれたMILSに感謝します。

スケートはやっぱり素敵だね。

仙台にはスケートを愛する馬鹿野郎がたっくさんいます。

だからこそ僕もスケートをさらに好きになります。

スケーター、やっぱりいいね。


追伸、酔っぱらいへ。
僕に対して、クルッと回すやつやって。なんて軽く言わないで下さい。三時間見届けてくれるならメイクしますが、待ってくれますか?

0 件のコメント:

コメントを投稿