スペインはマドリッド
スケート片手に街中を観光したら…
二時間で全て周れる。
マドリッド市内の事、観光名所を書く前に、
先に書いておきたい事がある。
僕が旅中に持ち歩いているアイポッド。
これは友達から貰ったものなのだが、一番初期のアイポットであり、
いくら充電したとしても…一曲目を聞かずして電源が切れる。
まさしく壊れているアイポッドなのだ。
旅中、一度も音楽を聞けていません。
しかし、暇さえあればアイポッドを充電し、一縷の望みをかけて再生ボタンを押す事を国々で繰り返してきた。
ここマドリッドで…
オレンジ色の街灯が灯る街角で…
缶ビールを飲みながら願いを込めて“曲をシャッフル”を押してみた。
すると…
音楽が流れてきた…
忌野清朗のフリーターソング
マドリッドで、スペインで、ヨーロッパで、いや、日本以外の世界で…
この曲を聞いているのは僕だけだろう。
オレンジ色の街灯に照らされながら、しんみりと聞いた。
清志朗の声がマドリッドの空気に乗り、僕の心の中に溢れ出した。
涙が出そうになった。
フリーターと言う響き…
海外で聞いているからなのか、フリーターの意味が日本で捉える意味とは違い、本当のフリーター。自由人として聞こえた。
夢見る事が多すぎる。
死んだら夢も見れません。
清志朗の分も生き続けようと心に誓った。
アイポッドから流れる音が、いつもよりも鮮明に、ライブのように、そう、生音のように僕の耳に心に突き刺さった。
清志朗が…天国から僕の耳に音楽を流してくれたのですね?
そう思えた一時でした。
あなたのおかげで最高なマドリッドの夜になりました。
あなたの声に揺られて僕は、夢にみた土地、バルセロナに今宵向います。
一生夢見続けてやんぜ。
次回
マドリッドの街並み、食べ物!!載せたいと思います。
彼女とエクスタシー感じることもできません。
返信削除早く帰ってこい。何処ほっつき周ってんだ。
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