携帯する病気

新種の昆虫や深海魚が発見されたりするように、新種の病も続々と生まれているこの世の中…

“携帯電話を持っていない”

と言う事も一つの病として扱われると言う事を皆様はご存知だろうか？

僕は現在、携帯電話を持っていない

携帯を持っていないんだよね～。と一言発するだけで、僕に対しての目線が病人を見るかのような目線に皆様なりやがるのです。

漫画喫茶の会員カードを作る時
夜行バスのチケットを買う時
住民票を移動する時

何をするにも携帯番号を記入して下さいと言われやがる。

あっ持ってないです。

えっ！？持ってないんですか！？


だから何だってんだよバカヤロウ。


上記は病人を介護しようとする気配すらない赤の他人の対応ではありますが、友達や家族の“携帯を持っていない僕”に対する対応は暖かいものです。

パソコンのメールアドレスを家族や友達何人かに教えた所…
皆様、『今日一日俺はこんな事してるから暇だったらおいで。とか、飲みに行こうよ。とか』

俺から連絡出来ない分そういった事を優しい友達はしてくれます。
携帯持ってない病に侵されている僕としては嬉しい限りです。

ま、そんなわけで、携帯がないって言うのは、言ってみたら風邪を引いていて看病されているかのような…そんな錯覚に陥ります。

ま、仮病のようで何か楽しいっす。チヤホヤされてる感も。


日本に帰ってきてから、もっぱら友達と遊んだり連絡取り合うには、友達の家に直接殴りこむ。又は働いているお店に訪れる。
そして遊ぶ日を決定し、後日待ち合わせ。

携帯を持っていないので…ドタキャンなんてさせません。ドタキャンをしようにも連絡させません。ある意味で本当のドタバタキャンセルを喰らう可能性は大ですが。。。
相手にある意味気を使わせてしまうので申し訳ない気持ちもありますが…

それが人間付き合いってもんだろ！



さぁ～て。今日は誰の家に突撃晩ご飯をしかけようかな。





追伸

今日携帯買いました笑

しかし…家に持ち帰って電源をつけた所…
画面が真っ赤で何も見えませんでした。まさかの不良品です。
買って二日目にして代替機！？　ＦＵＣＫ　ＯＦＦ

僕のような携帯電話を悪く言うような人間は、代替機からスタートしなければいけないみたいです。世知辛い世の中ですね。
だから俺だって色々作戦考えてるもんね。
携帯番号に関しては、必要最低限の人間にしか教えず、今年一杯携帯電話を持ってない病を楽しみたいと思っております。
そして皆の衆に気付かせてやるんだ。お前らこそが…

携帯電話を持たないとやってけない病に冒されてる！って事をな！！



携帯電話と言う現代が生んだ魔法のアイテム

僕は見えない魔法で十分です。見えすぎても怖いっす。

夜の隙間にキス投げてよ。